和銅6年(713)開創

和銅6年(713)境内に白山権現を請じて鎮守の神と為し開創され1300年を迎えます。

永禄年中(1558~1569)兵火にかかり、衰退した時代もありましたが、徳川期の初め元和5年(1619)臨済宗に転宗し復興を遂げ現代に至ります。

中世に至り近隣の宇頭、尾崎の里に豊阿弥長者という人がいた。この長者は特に神仏を敬い里民を愛した。豊阿弥長者、ある夜枕元に、鳳凰が飛来して龍となり昇天した夢を見た。しばらく経つと白髪の老婆が長者の前に現れ「龍鳳は鳥獣の王たり。甚だ吉祥なり。これより西方に髙根山という所あり。汝彼の処に精舎を建立すべし。」と告げ白山の森に姿を消した。長者は覚醒し感歎し工匠に命じて堂宇十六箇院を建立し總福寺(そうふくじ)と命名した。
(崇福寺縁起より -鳳凰伝説-)

本堂

鐘楼堂

薬師堂

裏門